「かかりつけ医」とは、あなたの身近なところにいて、病気の治療に当たり、日頃から何でも健康の相談ができ、急病時には往診もしてくれ、必要な場合には適切な医療機関を紹介してくれる医師のことです。
などの様々な利点があります。
大学病院や地域の中心となる設備の整った病院と、あなたの近くにある診療所、つまりあなたのかかりつけ医が、二つの核になり、互いに連携を結び、この中で病院と診療所を結ぶ病診連携、また診療所と診療所を結ぶ診診連携、あるいは病院と病院を結ぶ病病連携といったネットワークを構築しています。
日頃からかかりつけ医を持つことは、反復して様々な病気にかかる小児や継続して様々な病気にかかる高齢者の方において、特に有効です。いろいろな設備の整った専門性の強い大きな病院で、検査をし、病気の診断をし、治療の方針をたてます。病状が安定し、治療の方針が決まれば、近くの病院やクリニックで見てもらう方がはるかに便利です。少し具合が悪いからといって、どんなときでも大きな病院で受診することが決して賢明なことではありません。
またかかりつけ医は必ずしも1人だけとは限りません。内科だけでなく、それぞれに応じて小児科・外科・整形外科・産婦人科・皮膚科・耳鼻咽喉科・眼科・精神科などあらゆる分野の医師があなたのニーズに応じてそれぞれかかりつけ医になり得るのです。
平成12年度より大阪府の委託事業として「かかりつけ医推進事業」「在宅医療協力医推進事業」を展開しております。この機会にあなたのかかりつけ医を是非お持ちいただきたいとおもいます。
布施医師会の会員一同、地域の皆様の「かかりつけ医」として、健康を守るお手伝いをし、皆様が楽しく安心して暮らせるよう、一層の努力をしたいと考えております。
社団法人 布施医師会
かかりつけ医推進委員会
在宅医療協力医推進委員会
布施医師会では、大阪府の委託事業として平成12年度より「かかりつけ医推進事業」を展開しております。
昨年、その事業の一環として「布施医師会医療機関マップ」を東大阪市西地区の各家庭に、地域自治会を通じて配布させていただきました。その際には自治会世話役の皆様、また東大阪市保健所・西保健センターの担当者の皆様には多大なお世話をおかけいたしました。
配布されたマップの巻頭に「かかりつけ医」についての詳しい説明を記載さしていただきましたが、それを読んでいただければ、かかりつけ医に対する御理解を得るものと考えております。
この度、このかかりつけ医に関するアンケートを実施いたしました。 アンケートは平成13年末までに、葉書にて郵送していただく方法を採らせていただきました。 東大阪市の皆様の貴重な御意見を多数いただき有難うございました。 そこでアンケートの集計結果をこの小冊子にまとめるとともに、布施医師会ホームページにも、掲載させていただきました。
このアンケートはかかりつけ医推進事業を今後押し進めるために非常に有用なものになると考えております。
今後、布施医師会の会員一同、地域の皆様の「かかりつけ医」として、健康を守るお手伝いをし、皆様が楽しく安心して暮らせるよう、尚一層の努力をしたいと考えております。
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